絵画療法===講師:小川直美先生(画家)

クレパス(日本で発明された唯一の画材)を中心に使用した絵画体験を通して、気持ちを表せたらスッキリすることや自分の中から表れてくる表現を受け入れることの心地よさを実感します。いままで絵が苦手だった保育者や学生が、このクレパス画を通して絵を楽しめるようになっていきます。

絵画は「色」と「形」という2つの要素から成り立っていますが、クレパス画は、形を描こうとせず、好きな色を好きなだけ塗ることを繰り返します。この体験は、絵画の苦手さから子どもを開放し、自尊感情を高めます。

マスキングテープを使って紙の周辺には色がつかないようにしておくことが、最後に「完成」を意識するために、重要な役割を果たします。

 

さらに切り貼りを通した表現、コラージュを体験します。コラージュは「外界にあるものから自分の感性に合うものを切り取る力、自分の選んだもので新たな世界を構築する力」の結合です。この力自体が子どもが周囲の世界と折り合いをつけるために必要であるだけでなく、自分で描かなくてよいことが、絵画が苦手な子どもにも取りかかりやすくします。

下は小川先生のコラージュ。素材は、燃え残った雑誌。燃え残った不要なものも、こんな素敵な色をくれるのです。

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