「エアしっぽ取り」とは、しっぽ取りをして遊んでいるわけでもない子どもに、突然「しっぽとってやる!」といって、おしりの後ろから生えているしっぽを取るようなポーズをして、からかって笑う・・というものだそうです。
子どもは驚き、「取らないで!」と言いますが、周りは執拗に「とろう、とろう」と言って迫ってくるのです。怖いですね~。実はこれをするのが保育士(たち)なんです。
ある時、これを見つけた別の保育士(A)が「子どもの心を傷つけて何やってんの!これは虐待だ。」と言うと、その保育士曰く「え~?そうなんですか?この子はいつも初々しい反応してくれるから可愛くて、ついやってしまうんですもん」って・・・。
しまいにはその子が「やめて!」と大声で言うと、「誰に向かって言ってんの!」と逆ギレ。その保育士たちを見て、ほかの子どもたちもその子に「しっぽとろうか?」と寄ってきたことには、保育士Aが言って聞かせることができましたが、先の保育者たちは、自分がしていることが子どもの心にどれほどの傷を残すかを理解できていません。
こんな保育、そんなに無いのならいいけど、実は結構聞くんです。保育は、子どもが子ども時代を楽しく過ごすためにあるんじゃないのですか?!
保育現場の事故は、怪我が見えるかもしれませんが、心の怪我は見えません。
遊んでいやっているつもりで、「おちょくる」「からかう」を間違ってしてしまっている親たちも多く見ます。相手が嫌がることをしたら、いじめです。自分の楽しみのために、子どもが泣いて嫌がることをし続けるのは、虐待です。
保育士Aのように、子どもを身をもって守ってくれる保育者が増えてほしいなと思います。
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